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マナー110番

本の取り扱い

 本を取り扱う際には、どのようなことに気を付けるべきでしょうか。和装本の場合、立てておくと形が崩れてしまうため、原則的には、平積みにして保存します。箱に入っている和装本も箱ごと平積みにします。現在は洋装本が一般的ですが、洋装本の場合、ハードカバーの本は書架に立てて並べ、雑誌やペーパーバックは平積みにしておくと、形が崩れにくくよいでしょう。箱に入れたまま並べる場合は、本の背表紙が見えるようにしておきます。ふだんの取り扱いとしては、ハードカバーの本を開いたまま伏せておいたり、伏せた本を押さえつけて無理に開いてコピーをとったりすると、本の痛みを早くするので避けた方がよいでしょう。ハードカバーの本を書棚から取り出す場合などは、本の上の角に指をかけがちですが、これは、背表紙を壊す原因になります。古い本の場合は特に、背表紙を引き剥がす可能性もありますので、一旦、背表紙を指で押し上げて、本を斜めにした状態で引き出す、というように行うとよいでしょう。また、図書館や他人から借りた本は、丁寧に扱うようにこころがけ、線を引いたり折り目を付けたりすることは絶対にしてはいけません。

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