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マナー110番

水引の意味

 贈答品を結ぶ飾り紐のことを水引といいます。贈答用の進物は、室町時代ごろから紙で包むようになりました。初めは帯紙でとめていましたが、江戸時代には、細い水引糸を数本まとめて紐として使うようになりました。結び方について「日本の礼法」では、一般の品物は、簡単に解けないように結ぶので結び切りが正式であり、目録などはその場で開く必要があるので、結び切りの必要はないと説明しています。ただし近年は縁起をかついで、婚礼および凶事には再びないようにと結び切りにし、吉事には返し結びやあわび結びにしたりしています。水引の色は、吉事には金銀、紅白、赤白のものを用い、凶事には白のものや青白、黒白、黄白のものを用います。帯紙の場合は、赤・金・紅は吉、銀・紺は凶とされています。本数は、陽の数は奇数、陰の数は偶数です。五本、七本、九本は陽の数、二本、四本は陰の数となりますが、九は苦に通じるということで、最近は避けられる数になっています。また、五本の水引を二本合わせて結ぶことがありますが、これは誤りで、十本となると陰の数で凶になってしまいます。

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