座った姿勢
礼儀にかなった美しい所作を実践するには、正しい姿勢を身につけることが大切です。正しく美しい座った姿勢を身につけるには、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。「日本の礼法」には、正しい座った姿勢を保つための注意点として、以下のようなことを挙げて説明しています。まず、座っている時の足については、足の親指を重ね、足の裏を自然に寝かせるようにします。両方のひざ頭の間は、男性は握り拳一つ分くらい開き、女性はぴったりとくっつけるようにします。上体の重心は、ももの真ん中にくるようにやや前傾に保ちます。あごを引き過ぎたり反らせ過ぎたりすることのないように気を付け、耳が肩に垂れるような気持ちで首をまっすぐにします。背筋を真っ直ぐ伸ばし、肩は落とし、呼吸を静かに行います。肘は身体につけ、手は指先を閉じた状態でももの上にそっと置く、というようにします。このようなことに気を付けて座ると、見た目も美しく、また、健康上にもよい影響があるでしょう。