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<企画展>
男の粋
〜羽織裏の美〜
平成18年12月2日(土)〜平成19年1月28日(日)
※会期中無休主催:北九州市立小倉城庭園
協力:筑前・染と織の美術館於:北九州市立小倉城庭園 企画展示室
『羽織(はおり)』は礼儀正しい装いにするため、また防寒などのために使用された衣服で、江戸時代から武士や町人の世界で、主に男性に着用され、生地の種類や型にさまざまなものが登場し、人々は羽織でお洒落を競うようになりました。この羽織で注目されるのは、江戸時代後期になるにつれ、人目につく羽織表のお洒落ではなく、本来人目に見えない生地の裏「羽織裏」に高価な織物を使ったり、さまざまな意匠を施したりするようになった点が挙げられます。これは、たびたび幕府から出された贅沢禁止令により、羽織表を華美にすることができなくなったため、羽織裏に隠してお洒落を競うようになったことが理由に考えられます。
明治になると羽織は庶民の衣服として定着するようになりましたが、江戸時代に芽生えた羽織裏の文化は、江戸幕府の贅沢禁止令の影響がなくなっても残されました。これは日本人が羽織裏という人目がつかないところに意匠を施すところに美意識『粋(いき)』を見出すようになったことを物語っています。
今回の企画展では、この日本人の美意識の一側面を、明治から昭和にかけて人々に着用された羽織の裏を通じて感じていただきます。また羽織裏の意匠から、戦争や遊びなど、当時の世相や文化もご覧いただきます。
◎ 大正から昭和初期にかけての羽織裏68点を展示
下村観山『春雨』写図
(大正)富士山に地球儀図
(昭和初期)野球スコアボード図
(昭和初期)
【お問い合わせ】
北九州市立小倉城庭園
〒803-0813 北九州市小倉北区城内1-2
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