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<企画展>
とめる、かざる
〜ボタンの文化史〜
平成19年6月16日(土)〜9月2日(日)
※会期中無休主催:北九州市立小倉城庭園
共催:ボタンの博物館、本妙寺(熊本)
協力:株式会社アイリス会場:北九州市立小倉城庭園 企画展示室
日本における「洋服」は、明治の西洋化のなかで軍服などに採用されたのを始まりとして、大正時代に日本経済が好況となるとそれまで贅沢品とされてきた洋服が庶民に普及することになり、いまや私たちの生活に欠かせないものとなっています。この洋服を飾っているのが「ボタン」です。ボタンは洋服の前と前をつなぎ合わせる「部品」であるだけでなく、「装飾品」として洋服全体に彩りを与えるものです。その起源はエジプトなどの古代文明の地で発掘例があるように人類の文化としては古いもので、しかも「小さな形に細密な意匠を施す」という美意識も紀元前のボタンに見ることができます。
日本でも同じような美意識が、江戸時代の根付や刀の鐔などの工芸品に見られ、特に「根付」はその形状が同じものであることから西洋のボタンとの類似性があります。
今回この現代の私たちの生活に欠かせない存在となった洋服「ボタン」を、ボタン文化が貴族などの上流階級から庶民までひろく栄えた18世紀以降のヨーロッパのボタンを中心に、桃山時代に日本にもたらされ戦国武将加藤清正が着用したと伝えられる南蛮服とそのボタンをはじめとして、江戸末・明治以降の日本で生産されたボタン、約140点を展示します。
それらのボタンには製造された地域特有の宝石や銀、象牙、ガラスなどさまざまな素材と装飾技法を凝らすことによって豊かな表現力を持たせ、使用した人々の時代を象徴する意匠が施されています。小さな空間に時間と手間をかけて生産されたボタンを通じて、日本文化と共通する西洋の細密な工芸文化をご堪能ください。
ヴィクトリアンジュエリーボタン
19世紀/ヨーロッパ
ボタンの博物館所蔵薩摩焼ボタン
19世紀後期/日本
ボタンの博物館所蔵伝加藤清正着用上衣
16世紀(桃山時代)/日本
熊本・本妙寺所蔵
◆関連行事◆
列品解説「洋服ボタンの文化史」 日 時 平成19年6月16日(土)午前の部:10:00〜、午後の部13:00〜 各1時間 会 場 北九州市立小倉城庭園 企画展示室 講 師 金子泰三氏(ボタンの博物館 学芸員) 定 員 各回20名 参加料 入場料のみ 内 容 長い歴史を持つ欧米のボタンの変遷や、近世以降の日本のボタンについて解説していただきます。 お申込 往復はがきに住所・氏名・電話番号・参加希望時間帯(午前の部もしくは午後の部)をお書き添えの上、当館(〒803-0813 北九州市小倉北区城内1-2 北九州市立小倉城庭園「ボタン列品解説」係)まで郵送ください。(6月8日(金)必着) ※応募者多数の場合、抽選となりますのでご了承ください。
みんなでつくろう!手づくりボタン 日 時 平成19年8月4日(土)午前の部:10:00〜12:00、午後の部13:30〜15:30 会 場 北九州市立小倉城庭園 研修室 講 師 長瀬清美氏 定 員 各回20名 参加料 2,000円(入場料込) 内 容 木片を削ったり、色をつけたりして、自分だけの創作ボタンを制作します。 お申込 往復はがきに住所・氏名・電話番号・参加希望時間帯(午前の部もしくは午後の部)をお書き添えの上、当館(〒803-0813 北九州市小倉北区城内1-2 北九州市立小倉城庭園「手づくりボタン」係)まで郵送ください。(7月27日(金)必着) ※応募者多数の場合、抽選となりますのでご了承ください。
【お問い合わせ】
北九州市立小倉城庭園
〒803-0813 北九州市小倉北区城内1-2
電話(093)582-2747 ファクシミリ(093)562-5265 戻る